東京湾のシーバスは、4種類の分類に分けられます。
この項目では、4種類に分類されるシーバスの習性について説明しています。 特に注目して頂きたいのは、ストラクチャーに付くシーバスの習性です。 |
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オープンエリアで小魚を追い掛け回しているシーバスは、運動神経が良く、ルアーを積極的追う魚が多いです。 釣れた魚を見ると、白くて太った魚が多いのが特徴です。 スズキと言う魚は、私が長年見てきた印象としては、捕食行動がヘタで、水面付近を逃げ回るカタクチイワシを捕食しこなうシーンを良く見ます。 ただ、オープンエリアで生活しているシーバスは、捕食しそこなったカタクチイワシを諦めずに追い続ける習性がありますので、根性がある魚たちの集まりです。 そんなヤル気のあるシーバスでも、ヤルキスイッチが入らないとルアーを追わないし、ルアーに警戒すると、水中に沈んでしまい釣れなくなります。 |
漁師の底引き網の漁師は、一年中、底に居るシーバスを狙っています。 昔は、冬場はカレーを狙い、中層に魚が浮いた時は特殊な網でシーバスを狙っていたそうです。 漁師の話では、魚が居付く確率の高い場所があったり、底付近に集まる小魚を狙って網を引くそうです。 時期的には、夏場の漁獲高が減る傾向にあり、冬場に大漁が続きます。 私は底付近の魚は狙わないので、魚の習性はわかりませんが、ヤル気のスイッチが入ればジグでバンバン釣れることもあります。 |
当船が狙うのはストラクチャーに付く魚です。 長年ストラクチャーを狙ってきて分かったことは、小魚を追い掛け回して捕食する行動が苦手だと認識している魚が集まる場所だと言う事です。 この為、ストラクチャーの陰に隠れ小魚を待ちます。 そして、ストラクチャーの近くを横切る小魚に気づかれないように近づき捕食します。 海水スミスミの条件で、水中に見える魚の行動を見ていると、シーバスの習性が良くわかります。 活性が良い場合は、船の真下まで追い掛けてきますが、殆どの場合は、ストラクチャーから3m 付近まで追い掛け、Uターンしてストラクチャーへ戻ります。 多分、「これ以上先まで追い掛けても捕食できない」と判断するのだと思います。 捕食行動(ルアーへのバイト率の高い範囲) ヒット率の高いポイントは、ストラクチャーの横から、1m離れた場所までです。 活性の良い時や、狙い始めて2,3投の場合は、4m離れた場所までルアーを追い掛けバイトしますが、魚が警戒してくると、ルアーの後ろを追い掛けてくるだけでバイトしなくなります。 魚が警戒すると面白い行動をとります。 それがUターンして戻る行動です。 魚が警戒すると、ルアーを追う7割以上の魚が、ストラクチャーから3m離れた付近でUターンしてストラクチャーに戻ります。 その行動を打開する方法は2通り。 一つは、そのストラクチャーを狙うのを一旦止めポイントを休ませる方法。 二つ目は、なんとか一匹ヒットさせる事により、再び活性が上がりルアーにバイトするようになります。 まとめ ①ストラクチャーから1m以内は、ヒット率が高い。 ②1~3投目までは、障害物から4m以内でのヒット率が高い。 ③魚が警戒すると、ルアーを追う7割以上の魚が、ストラクチャーから3m離れた付近でUターンしてストラクチャーに戻る。 なので・・・ なので、べスポジにルアーをキャストして、警戒していない魚を効率良くヒットさせるのが重要との事です。 小魚を追い掛け回し捕食する自信がないノロマなシーバスでも、ストラクチャーの狙い目と行動を理解することにより効率良く釣る事ができましす。 ストラクチャーの狙いに関する説明は、【ストラクチャーの狙いでの狙い目について】の項目で説明しています。 ストラクチャー狙いの場合、シーバスの行動を利用し、アクションを入れることにより、ルアーへのバイト数を増やす事ができます。 この件は、別の項目【アクションの使いどころと重要性】で説明しています。 |
今までの経験から、一匹で単独行動を好む魚がいて、その魚体は大きい魚であることが多いです。 釣れ方としては、とあるストラクチャー周辺でポツリと一匹だけ釣れ、それ以外の魚が全く釣れないパターンがあります。 私の経験では、シーバスは群れで行動していることが多く、「一匹釣れると仲間も釣れる」イメージがある魚ですが、70cmアップのサイズは単独で行動している魚が居るようです。 まあ、この魚に出会えるかは運しだい! |