SAMPLE COMPANY

項目:村田基のキャスティング講座 & サミングの秘訣 & 参考文章

この項目では、ルアーのキャストが上手くなる秘訣について、村田基さんが解説している動画のURLを載せています。 参考までにどうぞ!
キャスティング講座(スピニング編)] 村田基が解説!誰でも簡単 キャスティング講座
 https://www.youtube.com/watch?v=CGgicIvENsc

キャスティング講座(ベイト編)] 村田基が解説!誰でも簡単 キャスティング講座
 https://www.youtube.com/watch?v=SpZuTWIn4wY

意外と知らないスピニングタックルのキャストの基本【村田基】
 https://www.youtube.com/watch?v=QqZOtq3L028

【村田基】ジムのキャスティングセミナー スピニング入門編 これを見ればスピニングのキャストが確実に上手くなります。
 https://www.youtube.com/watch?v=dRxxioCr9PY

サミング関係の動画(行い方と重要性について)
人差し指で行うフェザリング、手のひらで行うサミングについて解説している動画です。
サミングのやり方と重要性【初心者講座】
□HIROKI STYLE チャンネル
 https://www.youtube.com/watch?v=bxDe-ir6gHk

【釣りが上手くなる話】正確なキャストに必要な5つのポイント
□マサッチ釣りチャンネル - 村岡昌憲ch -
 https://www.youtube.com/watch?v=Xg5fTNkhvHA
普段からのキャスト練習
普段、オカッパリから練習をする時には、キャストする方向を決めて行いましょう。
キャストする対岸にある建物や塔などを、ストラクチャーに見立ててキャストすることにより、コントロールを身につけましょう。



■飛距離重視のキャスト
オープンエリアでシーバスを狙うには、できる限り飛距離を出した方がシーバスと出会う確率がアップします。
飛距離を出すには、少し山なりの軌道を描くようにキャストし、ルアーが水面に着水する少し前からラインにサミングをかけ、自らがラインを止めてルアーを着水させましょう。

全てのキャストに必要な事ですが、目標にルアーをキャストした後、ルアーが着水する前にラインにサミングをかけスピードを徐々に落としてゆき、最後は自らラインを止めて着水させる行動を基本としています。
この基本が崩れるとルアーにラインが絡みトラブルとなります。
近年では、ラインが絡む現象を『エビル!』と言われています。



■ストラクチャー狙いのキャスト
ストラクチャー狙いは、無風の場合であればどんなキャストでも問題はありませんが、普段は風がある条件での釣りが基本となりますので、風に負けないキャストをする事でべスポジへキャストが可能となります。



ストラクチャー狙いでは、ラインを指先から話すタイミングを少し遅らせる事で、ルアーが急降下する軌道で目標に届くようにします。
この際、ラインが風でフケないよう早めにサミングを掛ける事で、ラインが”ピーン”と張った状態でキャストが可能です。

■左右の向きからキャストする練習をしましょう。
横投げは練習を繰り返さないと一長一短では上手くキャストできません。
使用するロッド、ロッドを振る角度、指を離すタイミングで目標が狂います。
何本かのロッドで練習し、コントロールが上手くできる自分に合ったロッドを選び練習を続けましょう。



ルアーにラインが絡みトラブルとなる、近年『エビル!』と言われている現象は、シーバスを警戒させる要因となりますので、できる限りトラブルを起こさないようなキャストをしましょう。
このトラブルは、3通りの要因から発生します。

①一つ目は、ルアーをキャストし着水するまでのサミングが上手くできていない事です。
基本は、キャストした後、サミングを掛けながら飛んで行くルアーのスピードを徐々に落とし、最後は自らラインを止めてルアーを着水させます。
サミングによるスピードダウンと、自ら止めて落すのがキモです。

『止めて落す』事により、下図の様にルアーが真っ直ぐの状態で水面に落ちるのでトラブルは発生しません。



落ちてからラインを張るスタイルだと、ルアーが変則的なスタイルで着水するので、ルアーの向きが悪いとラインが絡みます。


②二つ目は、重心移動システムが搭載されていないルアーをキャストした時、目標に飛んでゆく状態でルアーが横向きとなりフックにラインが絡みます。
この空中での姿勢が崩れてラインが絡むトラブルを対処する方法はありません。
今までの経験からキャストする際の力加減を変えると不思議と絡まなくなります。

★良く絡む商品
ラパラのCD-9は、バルサ製で重心移動システムが無いので時々ラインが絡みます。だが釣れるルアーなので、絡む事を承知でキャストすべし!(^^)b
バイブレーションやジグのメタルマジックは、力一杯キャストすると空中で絡んだりします。


③ロッドの堅さで空中で絡むことがある
この件は私の体験談ですが、普段固いロッドを使用しており、ロッドのガイドを壊してしまい予備の柔らかいロッドに変えたら、ミノー・バイブレーション共にラインが絡むトラブルが多発し泣いたことが何度かあります。
なので、普段から使い慣れているロッドなら問題は発生しないと思います。


■参考:シーバスの警戒心
遊漁船の仕事を始める前、見える魚との格闘でわかったことですが、キャストしたルアーにラインが絡み”エビル”と、それまで反応を見せていたシーバスが一気に警戒します。

トラブルが発生した時はロッドを持つ手に感じる水の抵抗でわかると思いますが、ルアーを水中で泳がさず、ロッドを立てルアーを水面に出し、速攻で巻く事により、多少ではありますが警戒心が薄れます。

最悪なのは、トラブルの発生に気づかずにルアーを巻いてくることです。
警戒する要因が、『不自然な動きなのか? 水中に響く異様な水中音なのか?』わかりませんが、狙っている周辺のシーバスが水中に潜ってしまいルアーを追わなくなります。

表現を変えると、「ルアーにラインが絡むトラブルが発生すると、自ら狙っているポイントの魚を警戒させ釣れなくしてしまう!」との事です。

なので、「時間がある時にはサミングの練習をしましょう!」とお客様間に伝えると、「福の神丸に乗船した時に練習するから大丈夫です!」と答えが返ってくる。
この件は黒鯛師に仕掛けの投入を教えた時も同じです。アハハ・・・

文章作成一覧