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水中で消えるハリス 表層狙いでは悪影響がでます。

DUEL 『魚に見えないピンクフロロ』について
『魚に見えないピンクフロロ』とのキャッチフレーズのハリスが数年前に発売されました。
釣り人なら使いたいはずの商品ですが、私から言わせれば、手を出さない方が良い商品ですので購入は避けてください。



エサ釣りでは絶対使用しない方が良いです。
ルアーでのショックリーダーとしては何とも言えませんが、光が反射しそうなので避けた方が良いです。

■実際に使ってみた感想(黒鯛釣り)
この色付きで水中に消えるハリスは、ピンク色と若草入りとがあり、10年ぐらい前から販売されています。
新商品がDUELから販売されたようで、現在も広告がPCのブラウザに表示されます。

10年ぐらい前、ピンク色のハリスが販売され、常連のお客様であるナベちゃんが持参しました。
「水の消える!」とウキウキしながら使用しましたが、使用したらアタリが激減!
一緒に乗船している相棒には良い感じでアタリがあった事から、「こりゃダメだ!」となりました。

帰宅後そのラインを調べ直したら船釣りで使用するラインで、表層狙いの釣りには向かないとの事でした。
どうやら深い水深で使用するから、紫外線の関係で消えるように見えるそうです。

■若草色でも同じ
時は流れ、常連の欽ちゃんが、水中に消える若草色のラインを持ってきました。
3名で乗船して、欽ちゃんだけアタリが無い。

仕掛けはべスポジに投入できているのにアタリが出ないのです。
で、一人だけ変な色のハリスを使用していることに私が気が付きました。

聞いてみたら「水に消えるライン」ラインだそうで、
結果、ハリスを普通の商品に変えたら、仕掛けの投入が上手い方なので、最終的には相棒より数を釣っちゃいました。アハハ・・・

■今度はソムリエさんが!
時は更に流れ、2023年、水中で消える若草色のハリが再登場!
持ってきたのはソムリエさん。
朝だけ釣れている黒鯛を狙い、その後、シーバスを狙うコースでの出船でした。

ソムリエさんが釣れてきたルアーマンは3名。
3名中の2名がこのハリスを使用し、1名は私の作った普通の色のハリスで釣り開始。

魚が釣れている状況+海水にニゴリのある条件で使用しましたが、結果は『想像した通り2名は殆どアタリなし』で、ハリスを普通の色に変えてアタリが出るようになりました。

このハリスに疑問を持ったソムリエさんは、次の乗船で再度『水に消えるか?』をテスト!
結果はアタリが非常に少ない状況が続きましたが、「絶対に1匹釣ってやる!」との気合が悪い方向へ向かい、1匹釣るまで相棒のタニちゃんに何匹も釣られちゃいました。
アハハ・・・

ちなみに、ニゴリのある条件では、薄茶色のハリスは普通に釣れます。
現在宣伝中のピンクハリスは、今回も「ダメか~」となるはずです!

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